サニックス 中間期/HS事業売上2.3%減/既存顧客向けが減収(2023年11月23日号)

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 サニックスの23年4―9月期(中間期)における、住環境領域となるHS事業部門(白蟻駆除など)の売上高は、前年同期比2.3%減の59億8300万円だった。営業利益は、同微増の8億9100万円。
 当期は新規顧客の開拓を重視した営業を強化したほか、顧客基盤の拡充に向けた取り組みを推進してきた。白蟻防除施工の売上高は、前年同期比9.3%増となったが、既存顧客を対象とした床下・天井裏換気システムの売上高が同1.1%減、基礎補修・家屋補強工事の売上高も同14.1%減となり、減収で着地した。
 営業利益は、外注工事費の減少や販管費などの固定費削減で微増になった。
 全売上高は、前年同期比0.3%減の225億8900万円。環境資源開発事業部門は増収となったが、新電力事業部門の電力調達コストの上昇などで減収したため、全体の売上高は減収となった。
 営業利益は、前年同期比98.5%増の14億8100万円。環境資源開発事業部門の売電契約単価が上昇し利益が増加した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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