白鳩 23年3―8月期/売上が4.8%減/販促施策注力も購入件数が減少(2023年10月26日号)

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 白鳩の23年3―8月期(第2四半期)における売上高は、前年同期比4.8%減の30億5700万円だった。クーポン、インフルエンサー、ライブイベントなど施策を実施したが、減収になった。アクセス数や客単価は上昇したが、購入件数が同86.8%減となった。
 「楽天市場」では、競合他社の大幅な値引き施策の影響を受けた。モール内では、特定のナショナルブランド(NB)商品に関するキーワード検索数が下落したことで、アクセス数が減少した。「楽天ルーム」において、インフルエンサー施策や広告施策で補填を試みたが、売上高は減少した。
 海外事業においては、福島第1原発の処理水放出の影響が出て、日本商品の買い控えが広がったという。
 プライベートブランド(PB)とコラボレーションブランド(CB)による売上高構成比は、前事業年度比1.8ポイント増の29.4%となった。他社と差別化を図るため、PB・CB商品の拡充に注力していくとしている。

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