スターリジャパン/「スターリアカデミー」を開始/ビジネス志向の会員を増やす(2023年10月5日号)

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 免疫ミルク「サステナ」をネットワークビジネス(NB)で販売するスターリジャパン(本社東京都、大谷悟社長)はこのほど、NBにおける組織づくりを学ぶことができる有料のトレーニング「スターリアカデミー」を開始した。組織作りのノウハウを体系化して学べるようなカリキュラムを用意し、組織拡大につなげる。
 トレーニングはNB業界で組織づくりで実績のある外部講師を招いて行う。参加メンバーは、リーダーを中心に申請があった会員から10人を選抜した。セミナー形式ではなく、会員が抱える課題を講師と共に解決することを主眼に置く。10月からスタートし、第一期生として12~13回を予定する。1回あたり2時間、オンラインとリアルで実施する。
 トレーニングでは毎回課題を与え、課題の進捗ついて毎回確認する。「ワークショップを連続して実施するようなイメージ」(大谷社長)と言う。
 従来は、リーダーがこれまでの経験に基づいた我流のトレーニングをしてきた経緯がある。「場合によっては組織拡大の弊害になっていた」(大谷社長)と話すように、現在の社会情勢を踏まえた上で、なぜNBが必要なのかをきちんと体系的に学ぶことができることをコンセプトにした。
 23年12月期業績について、8月までの売り上げは前期と比べて横ばいで推移しているという。コロナが5類に移行した5月以降は、少しずつ活動が活発化してきているという。既存会員を中心とした高いリピート率に支えられているとしている。
 日々のセミナーについても、事業説明会の要素を積極的に取り入れ、よりビジネス志向の会員を掘り起こすことを目指す内容に切り替えつつある。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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