ニナファームジャポン/第1Q、3.3%増/スピーカー育成で組織拡大へ

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 ニナファームジャポン(本社東京都、ベジット・イディアス会長)が好調だ。23年4―6月期(第1四半期)における売上高は前年同期比3.3%増となった。
 グループの垣根を越えてメンバー同士が協力し合う、ワンチームの考えを取り入れた施策「ワンチームプロジェクト」において、「ラピス・サファイヤトレーニング」や、会員と会社が共同で開催する「共催新規説明会」に注力した施策を継続的に実施。2月からは同プロジェクトの三つ目の施策として「スピーカートレーニング」を開始して、セミナー数を増やして接点を広げている。
 「共催新規説明会」は「コンプライアンスを担保したモデルとなるトークをある程度浸透できた」(同社)ことから、年内に終了する。
 今後は「スピーカートレーニング」を強化して、セミナー数を増やすことを目的にスピーカーを育成する。コンプライアンスに則った決定力のある共通トークを浸透させて成長を促す。すでに東京、大阪、福岡と3回実施し、それぞれ100人が参加した。全国に100人超の常設スピーカーを育成し、受講者のうち5~10%がセミナーを開催できる体制を目指す。
 24年3月期の売上高は、前期比16.5%増の120億円を計画している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ