DAIYAMONDLIFE 23年5月期/売上29%増の32億円に/今期は会員と経済圏を拡大(2023年7月27日号)

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 羊膜エキスと酵素、ローズウォーターを配合した健康食品をネットワークビジネス(NB)で展開するDAIYAMONDLIFE(ダイヤモンドライフ、本社福岡県、近藤秀仁社長)の23年5月期における売上高は、前期比29.1%増の32億2200万円となった。
 次期は、会員のさらなる拡大に取り組み、増収での着地を目指す。継続的に取り組む企業努力も推進する。「会員に対する付加価値サービスを拡充する。ダイヤモンドライフ社の経済圏拡大にまい進する」(近藤社長)と意気込む。
 当期は、継続的なプロモーションの実施やセミナーを積極的に展開した。タイトル昇格者による会員教育も奏功し、組織全体のボトムアップで売り上げアップにつながったという。
 今年3月に開催したコンベンションでは新製品としてプロテインと同時に、数量限定で、会員価格税込12万1000円の整水器の発売も発表した。「整水器は、3カ月程度で1000台販売した。この成果は非常に大きく、次の施策につながるきっかけにもなった」(同)と自信を示した。整水器の販売だけで1億円強の売り上げになったと推定される。
 同社は24年5月期の重点施策に会員拡大を掲げている。
 当期までの同社の会員数は3万人超まで拡大した。「今年は4万人まで会員を増やしていく計画だ。最低でも3万7000人は超えたい。その延長に売り上げがついてくればいい」(同)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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