ベネッセコーポレーション/「ChatGPT」意識調査/6割の保護者が肯定的(2023年7月20日号)

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 ベネッセコーポレーションは7月13日、小学生と保護者を対象に行ったアンケート「ChatGPTに関する意識調査」の結果を発表した。ChatGPTの利用に肯定的な保護者は66%。小学生の認知度は、20%だった。
 アンケートは、小学3年生から小学6年生とその保護者1032組を対象に行った。子どもの回答は、保護者から子どもに質問する形で、調査したという。ChatGPTの認知や利用経験、今後の利用動向、利用する上で重要視していることなどについて調査した。
 同アンケートによると、「ChatGPTを知っている」と回答した小学生は20%、「聞いたことがあるがよく分からない」は28%だった。
 ChatGPTの利用は、13歳以上であることが推奨されているが、「知っている」と回答した20%の内、69%に利用経験があったという。
 子どもがChatGPTを利用することに対する保護者の意見では、「積極的に使ってほしい」が12%、「少し使ってみてほしい」が44%となり、合わせると全体の約6割を占めた。
 使ってほしい理由として一番多かったものは、「新しい技術の活用力を養うよい機会になりそうだから」が34%でトップ。次いで「子どもが新しい興味に出会えそうだから」が25%だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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