佐川グローバルロジスティクス/船橋に冷凍冷蔵倉庫開設/「保税蔵置所」の取得も予定(2023年7月6日号)

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「コールドロジ船橋」の外観

「コールドロジ船橋」の外観

 SGホールディングスグループでロジスティクス事業を展開する佐川グローバルロジスティクス(本社東京都、山本将典社長)は7月1日、千葉県船橋市に冷凍冷蔵倉庫「ColdLogi(コールドロジ)船橋」を開設した。冷凍冷蔵倉庫の開設は、同社で初となる。契約面積は約7000平方メートルとなっている。
 庫内の冷凍保管区画はマイナス25度以下、冷蔵保管区画は5度以下に保たれている。商品の品質を維持しながら物流加工が行えるという。BtoBの発送はもちろん、高齢化や単身世帯の増加で急増する、冷凍食品の宅配など、BtoC領域にも対応しているという。
 同施設では、「保税蔵置所」の取得も予定している。輸入・輸出する荷物を預けることにより、移動コストの低減や、リードタイムの短縮、品質向上につなげることができるとしている。シームレスな物流サービスを提供できるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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