QVCジャパン 22年12月期/純利益は189億円/売上は1329億円で3.8%増(2023年6月1日号)

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 テレビショッピング大手であるQVCジャパン(本社千葉県、伊藤淳史代表)の22年12月期決算は、当期純利益が前期比6.0%増の189億1800万円だった。金額では10億7800万円の増益だった。売上総利益率が若干改善したほか、売上高販管費率の改善が寄与したと見られる。売上高は同3.8増の1329億3400万円となった。
 当期の売上総利益は636億6700万円で、売上総利益率は前期比0.2ポイント改善の47.9%。販管費は367億2000万円となり、売上高販管費率は同0.3ポイント改善の27.6%だった。
 ジュピターショップチャンネル同様、自社で媒体運営を行っていることから、他の通販事業者より販管費を効率化できることが高い純利益の計上に寄与している。
 営業利益は同6.5%増の269億4700万円。経常利益は同5.6%増の270億8400万円だった。利益剰余金の減少に伴い、純資産は333億2500万円で、前期比36億7200万円の減少となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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