ニュースキンジャパン/開業30周年イベント開催/横浜アリーナに約8000人参集(2023年5月25日号)

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あいさつする小林和則社長

あいさつする小林和則社長

 ニュースキンジャパン(本社東京都、小林和則社長)は4月29・30日の2日間、開業30周年の特別イベント「NU SKIN JAPAN LIVE 2023~Brand Nu STAGE~」を横浜アリーナで開催、日本全国からブランドメンバーら約8000人が参集した。オンサイトでは4年ぶりとなった。
 イベントでは、米国本社ニュースキンエンタープライズ(本社ユタ州、ライアン ナピアスキーCEO兼社長)の創業者であるブレイクM.ローニー氏のビデオメッセージを放映した後、スティーブン J.ランド創業者兼エグゼクティブチェアマン兼ナリッシュ ザ チルドレン エグゼクティブディレクターが登壇し、日本開業時の思いを述べた。
 「1993年、ニュースキンを絶対成功させてみせるという決意を持って日本に上陸した。初年度は、予想以上の1億ドル(100億円以上)の売り上げを達成することができた。まさに歴史的な快挙だった。ニュースキンジャパンの大成功によって、ニュースキンは真のグローバルカンパニーとして大きく成長するきっかけを得ることができた。ニューヨーク証券取引所への株式上場やファーマネックス社の買収は、日本の成功があって可能となったことだ」と振り返った。
 ライアン ナピアスキーCEO兼社長が、ニュースキンのグローバルの目標である「NU VISION 2025」についてスピーチ。将来に向けて三つの基盤に再度投資すると発表した。
 一つ目がEmpower Me。「パーソナライズされたビューティー&ウェルネスである。ファーマネックス、ニュースキンのブランドによって、私たちはエイジングに対して、あらゆる側面に対してアプローチすることができる」と述べた。
 二つ目はマーケットにいかに乗り出すか。
 ナピアスキーCEOは、「ソーシャルメディアを活用することによって、皆さんの声、皆さん自身のパーソナルブランドを使って、より多くの人たちにニュースキンを伝えていくことが可能となる世界がやってきた」と強調した。
 三つ目はデジタルエコシステムで、ナピアスキーCEOは、「Vera、Stelaのアプリは、これから2年間に皆さんのビジネスの中核となる。スマホがあれば、世界80億人にリーチできる。スマホが皆さんだけのエクスペリエンスセンターになっていく」と構想を示した。
 ジョセフ・チャン博士(最高科学責任者兼エグゼクティブ バイスプレジデント)は研究開発、製品の歴史と進化、新製品について講演した。
 グローバルの中で日本が売り上げナンバーワンとなっている「ライフパック」シリーズの大幅刷新に取りかかっていることを表明した。
 新製品の「ビューティー フォーカス コラーゲン プラス」にも触れ、「米国ではナンバーワン製品だ。これは市場に出ているようなコラーゲンサプリメントとは異なる。コラーゲンが破壊されないようにシールドしてくれる成分と皮膚を保湿する成分も入っている」と特徴を述べた。
 さらに、新しいデバイスシステム「ウェルスパiO」も発表。チャン博士は、「リンパ系にしっかりとした流れを与えていき、健康的なベネフィットを達成するというねらいで開発している」と語った。
 小林和則社長は、社会貢献の取り組みについて報告した。
 空き容器リサイクル プログラムFFG(Force for Green)は、21年7月に開始して22年12月時点での回収活動の累計は容器総数49万6897個、総重量が約20トンに達した。現在も、毎月1トン以上の空き容器を回収し、その空き容器をリサイクルしたコースター、ペンケース、ペンキャップとして活用していると説明した。
 イベント最後に登壇した小林社長は、「厳しかった新型コロナの中でも、皆さん一人一人が頑張ってくれたおかげで、4年連続で成長することができた。今年成長すれば、5年連続の成長を達成できる。みんなで成長し、一緒に世界を変えていきましょう」と締めくくった。
 表彰式では、創業時から活躍するトップリーダーや新たに昇格した会員が壇上で祝福を受けた。

開業30周年の特別イベント会場となった横浜アリーナ

開業30周年の特別イベント会場となった横浜アリーナ

ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキーCEO兼社長

ニュースキンエンタープライズのライアン・ナピアスキーCEO兼社長

スティーブン J.ランド創業者兼エグゼクティブチェアマン兼ナリッシュ ザ チルドレン エグゼクティブディレクター

スティーブン J.ランド創業者兼エグゼクティブチェアマン兼ナリッシュ ザ チルドレン エグゼクティブディレクター

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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