KINS/クレンジングオイルがヒット/独自菌の開発計画も明らかに(2023年5月11日号)

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 菌ケアの健康食品や化粧品を販売するKINS(キンズ、本社東京都、下川穣代表)はこのほど、22年4月に発売した「KINS CLEANSING OIL(キンズ・クレンジング・オイル)」の、4月15日までの1年間の販売本数が、14万本に達したことを明らかにした。独自の菌を使った健康食品・医薬品素材の開発などを行っていくことも、このほど明らかにした。
 クレンジングオイルがヒットしている要因について下川代表は、「当社は製品を販売するだけでなく、原料となる菌の研究を行うラボを持っている。マイクロバイオーム(細菌叢)に着目した製品を開発できるため、体感性の高い製品を生み出すことができている」と話した。
 「体感性が高く、エビデンスがある製品を持っているため、力のあるインフルエンサーも積極的にコラボレーションしてくれる。しっかりしたコンテンツを提供できるため、広告運用もしやすく、ユーザーがブランドに触れやすい環境もできている」とも話している。
 KINSは22年に、菌ケアに着目した動物病院を開業。「KINS WITH(キンズウィズ)」ブランドで、ペット向けサプリやデンタルケア製品のD2Cを展開している。
 23年7月には2カ所目の動物病院を開設することを明らかにしている。
 KINSでは今後、独自の菌の開発や、独自の菌を主成分とする健康食品・医薬品原料の開発にも取り組んでいくという。
 女性のPMSとマイクロバイオームとの関係について研究し、製品開発を行っていくことも計画中だとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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