白鳩 23年2月期/大手モールが好調/売上高は1.9%増(2023年4月27日・5月4日合併号)

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 白鳩の23年2月期の売上高は、前期比1.9%増の63億5400万円だった。PBブランドで差別化を図るため、新商品の開発に注力した。大手モールにおける売上高が伸長したという。
 各モールの売上高は、「PayPayモール(現在はヤフーショッピングと統合)」が同11.2%増、「アマゾン」が同20.5%増、「Qoo10」では同43.0%増だった。セールなどで差別化を図り、売り上げを伸ばしたという。
 PBブランド「HIMICO(ヒミコ)」が好調に推移し、ブルーミングスタイル事業部の売上高は同19.4%増となった。PBブランド「Mon cher pigeon(モンシェルピジョン)」も好調で、ラヴィアドゥ事業部の売上高は同13.4%増だった。
 営業利益は5700万円(前期は3800万円の営業損失)、経常利益は3300万円(同6700万円の経常損失)、当期純利益は7300万円(同2億2300万円の純損失)だった。
 「他社と差別化を図る商品開発に注力し、引き続きPBブランドを強化していく」(IR担当)と話す。
 24年2月期の売上高は、同8.6%増の69億円を計画している。営業利益は同105.8%増の1億1800万円、経常利益は同80.8%増の6000万円、当期純利益は同43.2%減の4200万円と予想している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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