アフロゾーンジャパン/26年3月期、100億円計画/今夏にヘアケア製品を投入(2023年3月30日号)

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 ヒト幹細胞培養液化粧品「ルビーセル」シリーズを展開するアフロゾーンジャパン(本社東京都、金勉公社長)は、3年後の26年3月期の売上高を100億円にするため、今夏をめどに、ヘアケア製品を投入し、韓国へのインセンティブツアーを実施するなどしてフィールドサポートを強化する。
 23年3月期の売上高は前期比17.2%減の29億5000万円となる見通しだ。世界的な半導体不足で、美容機器「ルビーセル ハンディエアブラシ・システム」の製造が遅れたほか、急激な円安の影響を受けた。また、23年3月に製品価格を値上げしたことで、駆け込み需要への反動に加え、高単価の美容機器の買い控えにより、顧客単価が減少したという。新規登録数は月1000~1500人前後で安定しているという。
 24年3月期は6月までに本社ビルを購入する計画で、本社機能を万全に整え会員へのサポート体制を強化する。
 ビジネス会員と愛用者会員それぞれに対するインセンティブを実施する。今年1月には、沖縄インセンティブツアーを再開したほか、5月から韓国本社への少人数でのインセンティブツアーを月2回のペースで実施していく。リーダーと共同でビジネストレーニングを積極的に実施していく。韓国からトップリーダーが月1回ペースで来日することでトレーニングを後押しする。
 また、韓国で4月に先行発売するヘアケアの新製品を日本にも投入を予定する計画で、男性会員の獲得を推し進めることで、24年3月期の売上高を35億円に回復させたい考えだ。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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