ヤーマン 22年5月―23年1月期/11.7%増の353億円/売上高、中国EC商戦が好調(2023年3月23日号)

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 ヤーマンの22年5月―23年1月期(第3四半期)の連結業績における売上高は、前年同期比11.7%増の353億8900万円となった。中国のECセールイベント「618(ロクイチハチ)」「W11(ダブルイレブン)」などを中心に、好調を維持することができたという。
 インフォマーシャルや雑誌、新聞、ウェブ等を用いた個人顧客への販売を行う「直販部門」の売上高は、前年同期比8.9%減の80億4500万円だった。
 「直販部門」や「店販部門」は、今期重点的に拡販を狙ったヘアケア・シェーバーのカテゴリーで苦戦したという。国内の各販路において総じて伸び悩んだとしている。
 海外の通販事業者、卸売事業者、個人顧客等への販売を行う「海外部門」の売り上げは、前年同期比37.8%増の153億6000万円だった。中国大手ECモール「Tモール」など、中国向けのECによる販売で売り上げを伸ばした。
 現地で好まれる製品の開発が奏功したそうだ。中国での継続的な広告宣伝活動によって、高級ブランドのイメージが定着したという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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