ジャパネットホールディングス/機内での通販開始へ/モバイルで受注、指定先に配送(2023年3月2日号)

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 ジャパネットホールディングス(本社長崎県、高田旭人社長兼CEO)は2月27日、提携先であるスターフライヤー(本社福岡県、町田修代表取締役社長執行役員)の国内全便で、機内での通販を開始することを明らかにした。ジャパネットが開発した機内販売システムを使用。モバイルで受注し、顧客の指定先に配送する。
 手持ちのスマホやタブレットで機内誌の二次元バーコードを読み取って注文を受け付ける。従来利用していた、購入用紙への記入は廃止する。注文を受け付けた商品は、希望する届け先に配送する。
 配送はジャパネットがサポートする。降機後すぐに出荷・発送し、最短で受注の翌日に届ける。福岡空港発で羽田空港に15時到着便だと、翌日には北九州エリアへの配送が可能となる。
 機内誌で販売する商品は、ジャパネットが厳選した「スターフライヤー限定販売商品」に一新する。食品や酒類の他、生活雑貨品はジャパネットの通販で好評だった商品を、スターフライヤー限定仕様で用意する。
 機内販売システムのリニューアルは3月1日から実施するが、機内での販売については機内ネットワークの調整、設置許可が下り次第開始する予定だ。
 ジャパネットとスターフライヤーは22年8月26日、資本業務提携を締結すると発表。機内エンターテインメント・物販事業・旅行事業における連携を強化している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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