マンハッタン・アソイエイツ/クラウド倉庫管理が需要急増/3カ月ごとに新機能を(2023年2月2日号)

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 物流サービスなどを提供するマンハッタン・アソシエイツ(本社東京都、高谷直秀社長、(電)03―6205―7400)では、近年のOMOの拡大を受け、クラウド型の倉庫管理システム「マンハッタンアクティブ倉庫管理(WM)」の需要が急拡大しているという。同サービスは、バージョンレスのため、アップグレードの必要がない。3カ月ごとに機能の追加やアップグレードが自動で行われる点が人気だという。
 「マンハッタンアクティブ倉庫管理(WM)」は、OMO市場の需要に対応できる設計となっており、ピッキング、梱包、出荷など、基本業務に対応できる。
 同システムには、最適化を洗練するため、AIも搭載している。
 倉庫内のリソースを管理しながら、AIが業務を最適化する仕組みになっているという。
 オーダーストリーミングの機能では、小売り、卸、ECなどの業務の計画・学習・再計画を、同時に、継続的に、行っていくという。
 ECと実店舗の、在庫・発送の管理も自動で行えることから、OMOを本格化したいという企業からの問い合わせが急増しているという。
 「複数の実店舗に加えてECもあるといったことも多くなっており、近年の販売事業者の販路は多様化している。このシステムを導入していただければ、『A店の在庫は余っているのに、ECでは売り切れで売り逃した』というようなことがなくなる。新しい世代の買い物に対応したプラットフォームとなっている」(高谷社長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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