日本通販ＣＲＭ協会／ＪＡＰＡＮ　ＥＣ大賞発表／３回目で初の表彰式も（2023年1月19日号）

　一般社団法人日本通販ＣＲＭ協会（事務局東京都、向徹代表理事）はこのほど、「ＪＡＰＡＮ　ＥＣ大賞２０２２」を発表し、総合大賞には「ていねい通販」を運営する生活総合サービス（本社大阪府）を選出した。２月１０日に初の表彰式を開催する予定。
　「ＪＡＰＡＮ　ＥＣ大賞」は今回が３回目。１回目は通販企業が多く選ばれたが、２回目以降はＥＣ企業が増えた。今回はブランドの世界観や独自性を大切にしている企業の受賞が目立った。
　総合大賞のほか、ＣＲＭにおいて重要な要素となる「顧客対応」「商品・サービス」「ＰＲ」「ブランド」「人材活躍」の五部門も選出。生活総合サービスは「顧客対応部門」でも選ばれた。
　「商品・サービス部門」は九南サービス（本社宮崎県）、「ＰＲ部門」は北の達人コーポレーション（本社東京都）、「ブランド部門」にはクラシコム（本社東京都）、「人材活躍部門」には大麦工房ロア（本社栃木県）がそれぞれ選ばれた。受賞企業は１５人の「インダストリーリーダー」が選んでいる。
　今後は業界内だけではなく、消費者にも認知してもらいたい考え。「例えるなら『本屋大賞』のように、業界の人が選んだ企業が消費者の間でヒットする流れを作りたい」（日本通販ＣＲＭ協会事務局・長瀬健太氏）としている。