ペレ・グレイス／リーダー育成プロジェクトを発足／サプリメント刷新を発表（2023年1月19日号）

　ペレ・グレイス（本社東京都、佐藤知己社長）は、創業２０周年を迎える２６年度（２７年３月期）に向けて、リーダーを育成するプロジェクト「プレジデントグレイス達成プロジェクト」の発足を発表した。従来のボードメンバー会議に加え、「ダイヤグランド会議」を復活させる。１月１２日、都内のホテルで行った「全国リーダー会議」で発表した。
　佐藤社長は冒頭のあいさつで「今年で１７年目を迎える。コロナ禍の３年間は２０年のテーマ「リボーン」を機に第二創業期を迎え、会員の皆さまのおかげで、さまざまな試練を乗り越えてきた。２１年は「自立」を、２２年は「ＧＯ　Ｆｏｒｗａｒｄ（ゴー・フォワード）」とテーマを掲げてきた。これまでの３年間の取り組みをベースに、２３年は『エンジョイ・ザ・モーメント（今を楽しむ）』をテーマに設定した。目の前のことをしっかり、楽しみながら進めていきたい」と話した。
　２３年の営業方針を統括本部長が発表し、「ブランド力」「商品力」「人間力」の三つの柱を掲げた。ハワイの自然環境を守るスローガン「ＭａＬａＭａ　ＨＡＷＡＩＩ（マラマ・ハワイ）」に共鳴し、現地のＮＰＯ団体とコラボすることを明らかにした。ペレ・グレイスを通じて、ハワイの文化と交流できる環境を整える。ハワイに関心の高い人との接点を広げ、企業ブランディングにつなげる。
　「商品力」については、サプリメント「スキンエリクサー」を刷新することを発表。環境に配慮し、植物由来インクで印刷をしたり、ＦＳＣ認証を取得した「エコパッケージ」に一新。新成分として「リンゴ果汁粉末」を「津軽リンゴ果汁」に変更して砂糖を不使用にした。また、新成分として、タマネギ外皮エキスや大豆タンパク、バラ花びらエキス、赤ワインを加えた。「大豆発酵エキス」の抗糖化について、認知機能などエビデンスの取得を進めており、より機能性を高めた。現在進めている共同研究の論文発表を年内に予定している。３月以降に「女神菌研究所見学ツアー」を開催するという。

（続きは、「日本流通産業新聞」１月１９日号で）