日本通信販売協会/法令順守を会員周知/自主規制団体の役割果たす(2023年1月12日新年特大号)

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東京地区の賀詞交歓会であいさつするJADMAの粟野光章会長

東京地区の賀詞交歓会であいさつするJADMAの粟野光章会長

 公益社団法人日本通信販売協会(JADMA、事務局東京都、粟野光章会長)は1月6日、都内で東京地区の賀詞交歓会を開催した。冒頭であいさつした粟野会長は法令順守を会員に呼び掛けるなど、今後も「自主規制団体としての役割を果たしていく」と述べた。
 昨年改正された特定商取引法においては、詐欺的な定期購入販売に対する規制が強化された。JADMAは改正特商法に関するセミナーを開催。特に新規入会会員を対象に法令順守の周知を図った。
 消費者からの相談件数が目立つ会員企業については個別に面談。自主的な改善を強く促すとともに、継続してモニタリングを行い、改善まで指導していく。
 消費者庁は昨年6月、アフィリエイト広告に関するガイドラインを公表した。これについては、アフィリエイト広告を利用する際の注意点についてJADMA内のコンプライアンス部会で検討。11月に自主規制ガイドラインを会員に配信した。
 粟野会長は、こうした一連の協会活動に触れるとともに、正会員企業の証しであるJADMAマークについて言及。「JADMAマークが信頼の証しとなるように、しっかりと努めていく。会員各社はぜひ、広告媒体にJAMDAマークを掲載するようお願いする」と強調した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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