mighty/事業領域を拡大/生活雑貨の売れ行きが良好(2022年12月1日号)

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 アパレルECサイト「osharewalker(オシャレウォーカー)」の運営を手掛けているmighty(マイティ、本社大阪府、木下修一社長)はこのほど、23年1月期のEC売上高が、前期比1%減の50億4000万円で着地予定であることを明らかにした。アパレルジャンルを中心に事業を運営してきたが、今後は「ライフスタイル事業」にも注力するとしている。
 同社では、今年7月に新規事業開発部を開設し、アパレルジャンルからの事業領域の拡大を図っていた。「日常に感動体験」をコンセプトとしてこのほど、「ライフスタイル事業」を始動。第1弾商品として、10月18日に、生活雑貨の販売を、同社のEC販路でスタートした。
 生活雑貨の販売開始の反響は大きく、同社の当初の販売予想を大きく上回るほどの売れ行きとなっているという。
 なお、同社の22年2―10月期(第3四半期)のEC売上高は、前年同期比6%減の36億8900万円だった。減収の要因については、広告費の削減や、9月以降に値上げを行ったことの影響があったとしている。
 アパレル市場全体の成長が鈍化する中、新事業の拡大にかじを切ったという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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