NOVASTO/フリマとも連携/次世代一元管理「セルモア」発表(2022年11月10日号)

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 NOVASTO(ノバスト、本社大阪府、佐藤秀平代表)は11月2日、次世代型の一元管理システム「セルモア」を発表した。大手ECモールに加えて、主要フリマアプリまで商品の在庫や受注情報を一括管理できる。管理画面のスマホ用UI(ユーザーインターフェース)を強化し、中小事業者や個人事業主向けに導入を促進する。
 「セルモア」は複数の販売チャネルにおいて、商品を同時出品したり、在庫情報や受注情報を一括管理したりできる。対応チャネルは「Amazon」「楽天市場」「ヤフーショッピング」「ヤフオク」といった大手ECモールに加えて、「メルカリShops」「ラクマ公式ショップ」といったフリマアプリ上のショップの一元管理に対応している。
 ECカートでは「Shopify(ショッピファイ)」に対応しており、今後、「BASE」にも対応する予定だ。
 運用の手軽さも特徴だ。EC担当者向けの複雑なシステムとは異なり、パソコン操作に不慣れな店舗のスタッフや個人事業主のオーナーでも簡単に複数チャネルでのネット販売に取り組むことができる。今後はスマホ用のUIをさらに強化し、より手軽に運用できるシステムにしていく。
 月間30件までの受注であれば、完全無料で使うことができる。31件以上の受注件数がある利用者には、月額4500円と1受注当たり15円がかかる。新規リリースを記念し、23年1月末までサービスを完全無料で利用できるキャンペーンも実施している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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