タワーレコード/RCサクセションの名盤復刻/レコードラインアップの増加目指す(2022年11月10日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
RCサクセションの名盤を復刻発売

RCサクセションの名盤を復刻発売

 タワーレコード(本社東京都、嶺脇育夫社長)は12月3日、RCサクセションの「雨あがりの夜空に」「スローバラード」をアナログ7インチレコードで復刻、自社ECと実店舗で発売する。ユニバーサルミュージックの制作・協力のもと、タワーレコードの企画により実現したという。
 タワーレコードでは11月3日、同アーティストのアナログLP「シングル・マン」「RHAPSODY(ラプソディー)」「PLESE(プリーズ)」の3作品を発売していた。3作品はいずれも、15年にユニバーサルミュージックから限定版として発売されたが、既に完売となっていたという。今回再生産されたレコードは、タワーレコードの自社ECと実店舗で販売されている。
 「近年は、実店舗とECの役割を明確に変えている。実店舗は若者向けのコンテンツが中心になりつつある。40~50代といったターゲット層はECに移行しつつある。今後もECの主力商品になるであろう、レコードの商品ラインアップは強化していく方針だ」(リテール事業本部オンラインMD企画・運営部 藤川祐介部長)と話している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ