ワールド 22年4―9月期/EC取扱高は27%増の203億円/新アプリでOMO強化(2022年11月10日号)

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 ワールドの22年4―9月期(中間期)における、ECの取扱高は、前年同期比27%増の203億2100万円となった。EC化率は前年同期比0.3ポイント増の21.1%となった。9月には新アプリをリリースした。アプリ機能の強化などを通して、OMO施策に取り組むという。
 同社では22年4―9月期の方針の一つに、「Eコマースの成長性回復」を掲げていた。
 各ブランドの業務精度をKPIに基づき改善。手薄だった外部Eコマースの取り組みの強化を図ったという。
 自社ECの収支改善が進んだ一方で、8~9月の「端境の戦い方」に課題が残ったという。
 同社は22年9月に、新アプリをリリースした。同アプリでは、(1)表示速度の改善(2)スナップコンテンツの強化(3)パーソナライズされたプッシュ機能の大幅な改善─といった強化を行ったという。顧客の声を吸い上げながら、毎月機能拡張を行っていくとしている。
 下半期には、店頭との連動を行い、OMOの強化を図る予定だという。
 同アプリは、10月に10万ダウンロードを達成したという。
 競合に出遅れた状況を挽回するため、アプリの機能改善やコンテンツ強化を加速するとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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