ビィ・フォアード 22年6月期/過去最高の814億円に/輸出台数は6%増加(2022年11月10日号)

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 中古自動車や自動車用品のECや輸出入を展開するビィ・フォアード(本社東京都、山川博功社長)の22年6月期の売上高は、前期比44.8%増の814億8822万円だった。船・コンテナの不足の問題があったが、各国のマーケティングを強化した結果、海外の販売台数が大幅に増加したという。販売台数は、タイでは前期比280%増、UAEでは40%増だった。
 円安や、新車の生産遅延の影響により、中古車は高い人気を維持しているという。輸出の需要は好調だったとしている。主力商品である中古車の輸出台数は、前期比6%増の13万3370台だった。
 「BE FORWARD Marketplace(ビィ・フォアード マーケットプレイス)」は、サプライヤーの増加により、1年で商品掲載数が5万台以上増加した。
 現在は、20万台以上の中古車が掲載されているという。
 船・コンテナ不足による、船枠の減少や、世界情勢などにより、輸出台数を大幅に伸ばすのが難しい状況となっている。そんな中、同社では、各国でのマーケティングを強化し、特にタイやUAEでの販売台数を大きく伸ばしたとしている。
 今期は、メインの仕入れ国となる、韓国、シンガポールとの連携を強化する。韓国、UAEでは商品の多角化に努めるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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