Repro/CVR15%改善の新機能/シナリオ設定でカゴ落ち対策(2022年10月20日号)

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 Repro(本社東京都、平田祐介社長、(電)03―6687―9783)はこのほど、世界66カ国で7300件以上の導入実績を持つカスタマーエンゲージメントプラットフォーム「Repro(リプロ)」において、「シナリオ機能」の提供を開始した。ECやアプリの「カゴ落ち対策」として活用できる。導入後にCVRが15%増となったケースもあるという。
 「シナリオ機能」においては、ユーザーの、商品購入などの行動パターンに応じて、ユーザーごとに異なるコミュニケーションシナリオを設計・管理・運用することができるという。
 具体的には、ECサイト・アプリにおける、メッセージや、プッシュ通知、メールでの「配信タイミング」や「内容」をコントロールできるという。
 メール配信をコントロールする機能は、今秋から搭載する予定だとしている。
 「ウェブサイトとアプリを横断したシナリオの設計も可能である点が、同機能の強み」(平田社長)だと話す。
 アプリによるECの「カゴ落ち対策」としても、「シナリオ機能」は活用できる。ユーザーがアプリで、商品をカートに入れたまま、決済に至っていない場合には、購入を促すシナリオを設定するといったこともできるそうだ。
 具体的には、クーポンの存在をプッシュ通知したり、ECサイトやアプリを再訪問したユーザーにクーポンを配布したりすることも可能。スムーズな購入を支援するため、決済画面のリンクを送付することもできるという。
 「カゴ落ち対策」だけでなく、「お気に入り商品のリマインド」や「クーポンの利用促進」「プッシュ通知の許諾要請」などにも、同機能を使用できるとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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