アイケイ 22年6―8月期/売上高は4.3%減/生協・店舗ルートの売上減少(2022年10月20日号)

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 アイケイの22年6―8月期(第1四半期)連結業績は、売上高が前年同期比4.3%減の33億1400万円だった。セールスマーケティング事業で生協ルートでの巣ごもり需要が一巡したことに加え、自社商品以外の化粧品の減収などが影響した。
 ダイレクトマーケティング事業の売上高は同3.1%(テレビで12.3%減、ECで同54.0%増)と増収で推移した。「Ecоca(エコカ)」と「オルビトレック」がヒットしたほか、ECルートの売上高が増収となった。
 セールスマーケティング事業の売上高は同7.7%(生協で同13・1%減、通販で同13.7%増、店舗で同6.3%減)の減収となった。「Ecоca」などテレビ通販会社への売り上げが増収となった一方、生協ルートでは化粧品や食品の売上高が減少した。
 ダイレクトマーケティング事業のセグメント利益は6800万円の損失。セールスマーケティング事業は2100万円の損失。ITソリューション事業は500万円の損失だった。
 第1四半期における連結営業損失は9300万円、同経常損失は1億400万円、同四半期純損失は8300万円となっている。
 22年6―11月期(中間期の業績予想)は、売上高が前年同期比4.0%減の78億3900万円、営業利益1300万円、経常利益1800万円、中間純損失9900万円を見込んでいる。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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