アイケイ/持株会社の役員承認/12月1日付で新体制に移行(2022年9月15日号)

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 生協ルートを通じた通販事業などを手掛けるアイケイは12月1日付で、持株会社体制に移行する。分割準備会社となるアイケイ分割準備会社を、同日付で「株式会社アイケイ」に商号変更。9月13日開催の取締役会で、新体制の役員人事を承認した。
 新体制の代表取締役社長には12月1日付で、現アイケイ営業本部長の中島靖隆氏が就任。このほか、現アイケイの業務チームマネージャーである今村暢之氏、現フードコスメ代表取締役社長の飯田悠起氏がそれぞれ取締役に就任する。
 アイケイは6月14日付で、会社分割方式による持株会社体制への移行を表明。アイケイのセールスマーケティング事業を、完全子会社となるアイケイ準備会社に承継させる吸収分割を行う締結承認を決議した。分割に伴い、現アイケイの称号を「株式会社IKホールディング」に変更する。
 アイケイは企業価値の向上について、(1)重点投資領域であるM&A戦略の遂行(2)事業ポートフォリオマネジメントの強化(3)ガバナンス体制の充実(4)人材育成の強化─などが不可欠と考え、持株会社体制への移行が必要だと判断したという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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