アムウェイ財団/”再生”浪板海岸でイベント/音楽と踊りのビーチフェスタに協賛(2022年9月1日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
イベント会場の様子

イベント会場の様子

 一般財団法人日本アムウェイ財団(事務局東京都、ピーター・ストライダム評議員会長)は8月11日、リメンバーホープ浪板海岸ヴィレッジで開催された「NAMIITA BEACH FESTA2022」に協賛した。
 会場となった浪板海岸は、かつて白砂青松の海岸美と、寄せる波はあっても返す波はない「片寄せ波」で知られ、サーファーをはじめ多くの人で賑わってきたが、東日本大震災の津波の影響で全てを失った。16年に「リメンバーホープ浪板海岸ヴィレッジ」がオープンした後、東北有数のサーフィンの聖地を取り戻そうと、地元や全国の支援者から2万を超える署名が集まり、国の復興事業として砂浜再生工事がスタートし、19年9月に完工した。今年7月23日には震災から12年ぶりに海開きが実現している。
 今回のイベントでは、地元ならではの絶品ホタテの浜焼きや大槌鹿串かつが販売され、浪板海岸の砂浜再生の歩みパネル展、ビーチでのサーフィン体験などのプログラムを実施。ステージでは、県内外の学校の吹奏楽部による演奏や合唱、プロのバンドのパフォーマンス、映画「フラガール」で蒼井優が演じた谷川紀美子役のモデルとなった、小野恵美子氏主催の「レイモミ小野フラスクール」によるショーが行われた。
 同財団の「グラスサンドアート」のブースには、日本アムウェイから20人のボランティアが参加。植物と砂浜に見立てたカラフルなシーグラスと砂でオーナメントを作り、輪投げなどの縁日コーナーには多くの親子連れでにぎわったという。

砂浜再生工事で復活した浪板海岸の風景

砂浜再生工事で復活した浪板海岸の風景

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ