サニックス/実証事業に参画/エネルギーや環境問題を解決(2022年6月23日号)

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 サニックスは6月15日、経済産業省が一般社団法人環境共創イニシアチブ(所在地東京都)を通じて公募する実証事業「令和4年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業費補助金」に参画すると発表した。同社を含む17社とコンソーシアムを形成して、エネルギーや環境問題の解決を目指す。
 同実証事業は、23年2月中旬まで実施する予定だ。今年度は、これまでの実証成果などを踏まえて、分散型エネルギーリソースの利用促進に向けて取り組む。ACシステムのさらなる高度化や制御精度の向上などにも取り組み、リソースアグリゲーター事業者が市場参入しやすくする環境を作っていく。機能の充実や市場制度の課題、ビジネスモデルの検討などを含めて進めていく計画だ。
 将来的には、分散型エネルギーリソースの活用・拡大と、再生可能エネルギーの有効活用の環境を整備する。21年度より開設されている需給調整市場や、24年度開設予定の容量市場などへの参入を目指す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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