アイケイ/持株会社体制へ移行/分割準備会社設立後、12月に(2022年6月16日号)

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 アイケイは6月14日、会社分割による持株会社体制へ移行する方針を明らかにした。6月下旬に100%出資の分割準備会社を設立後、12月1日の効力発生日として持株会社体制へ移行する。
 今後のグループの拡大および中期経営計画の達成、企業価値の向上を見据えたとき、成長のエンジンとして、重点投資領域であるМ&A戦略の遂行、事業ポートフォリオマネジメントの強化、ガバナンス体制の充実、人材育成の強化が不可欠と考え、持株会社体制への移行が必要だと判断した。
 アイケイを分割会社とする会社分割(吸収分割)により、分割する事業をアイケイが100%出資する子会社(アイケイ分割準備会社)に承継させる予定。アイケイは持株会社として引き続き上場を維持する。
 会社分割による持株会社体制への移行については、22年8月中旬開催予定の定時株主総会による関連議案の承認および必要な所定の手続き等の承認並びに所管官公庁の許認可が得られることを条件に実施する。
 アイケイは持株会社体制への移行後、引き続き上場会社として経営における意思決定のスピードアップ、柔軟な戦略策定、経営資源の最適配分、監督と執行の機能分離と権限委譲を進めていく。新規事業や経営人材の創出を進めることで、グループとしての企業価値の最大化を目指していくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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