フューチャーショップ 22年3月期/流通総額は9%増/急拡大の前期を上回る成長(2022年5月19日号)

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「futureshop」シリーズの流通総額の推移

「futureshop」シリーズの流通総額の推移

 フューチャーショップ(本社大阪府、星野裕子社長)は5月13日、SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop(フューチャーショップ)」シリーズの22年3月期における利用店舗の流通総額が、前期比9.0%増の1850億円になったと発表した。EC利用が急増した21年3月期からさらに拡大した。
 22年3月末の「futureshop」シリーズの稼働店舗数は2900店となった。1店舗当たりの流通額も増加している。22年1―3月期(純第4四半期)の流通総額は、前年同期比5.2%増の456億円だった。
 「futureshop」シリーズを1年以上継続利用した店舗に限定し、流通額を業種別に分析した結果を公開した。業種別の成長率では、「キッズ・ベビー・マタニティ」が前期比254.8%増と1位だった。
 2位は「レディースファッション」で同191.6%増、3位は「下着・ナイトウエア」で同166.7%増、4位は「医薬品・コンタクト・介護」の同136.7%増、5位は「バッグ・小物・ブランド雑貨」の102.6%増になった。
 デバイス別に分析すると、注文件数は全デバイスで増加し、同15.0%増になった。22年1月の購入単価はスマホ経由が前年同月比5.4%増、PC経由が同6.8%とどちらも上昇している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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