マクアケ 21年10月―22年3月期/応援購入総額5.9%増/コロナ反動で成長鈍化明確に(2022年5月19日号)

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 マクアケが運営する応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」の21年10―22年3月期(中間期)における応援購入総額(GMV)は、前年同期比5.9%増の103億9300万円だった。1―3月期(純第2四半期)のGMVは前年同期比で減少に転じ、コロナ禍以降続いてきた急成長の反動が浮き彫りとなった。
 純第2四半期における「Makuake」のGMVは、前年同期比5.2%減となる50億2400万円だった。CVR(転換率)は、同1.6ポイント減の2.9%となった。3月末時点での「Makuake」の会員数は209万5000人となり、1年間で約52万人増加した。
 マクアケの中間期売上高は、同6・8%増の22億4300万円だった。営業損失は1700万円(前年同期は6300万円の黒字)、経常利益は同93.5%減の400万円だった。四半期純利益は同52.3%増の6100万円だった。
 営業利益の赤字化は、人材採用への投資強化による一時的なものとしている。
 上期の業績や事業進捗を踏まえ、22年9月期通期計画の下方修正を行った。売上高を62億円から47億円、「Makuake」GMVを300億円から220億円へとそれぞれ修正した。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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