スクロール/売上高は813億円/収益認識基準で25億円強の減収(2022年5月19日号)

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 スクロールが5月10日に発表した22年3月期の連結業績は、売上高が813億9100万円だった。前期比38億300万円の減収だが、このうち25億1600万円が収益認識基準の影響によるものだった。営業利益は前期比3億8500万円減少の70億円となっている。
 当期は期初から収益認識基準を適用している。事業別の売上高は、通販事業が419億1400万円、他社通販支援などのソリューション事業が184億9000万円、eコマース事業は214億600万円だった。
 生協向け通販事業においては、原価率の低減や販売効率の向上でセグメント利益は64億3900万円を計上。ソリューション事業は設備投資の影響、eコマース事業は減収に伴い、それぞれセグメント利益は減益となっている。
 連結経常利益は70億9600万円、当期純利益は55億8500万円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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