アンカー・ジャパン 21年12月期/売上高は300億円超え/急速充電器がヒット商品に (2022年4月21日号)

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 モバイルバッテリーやイヤホンなどを販売するアンカー・ジャパン(本社東京都、猿渡歩社長)は4月13日、21年12月期の売上高が前期比41.5%増の300億円に達したと発表した。EC売上高については非公開だが、150億円前後とみられる。独自技術を搭載した急速充電器がヒットしたことなどが、大幅増収の要因だとしている。
 アンカー・ジャパンの大幅増収の要因は、21年5月に発売した急速充電器がヒット商品となったことだったという。同商品には、独自技術「Anker Gan II(アンカーガンツー)」を搭載している。「リモートワークや出社、外出先での仕事など、場所を選ばずに働くスタイルが定着する中、PCと小型の充電器を持ち歩きたいという需要にマッチしたことが、ヒットの要因となった」(広報)と話す。アンカー・ジャパンでは、充電関連製品の累計販売個数が3000万個を突破したとしている。
 ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスイヤホンや、ウェブカメラなどの仕事関連製品の拡充も、大幅増収に寄与したとしている。

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