ヤマノビューティメイトグループ/健康美容の資格創設も/女子栄養大学と産学連携 (2022年4月7日号)

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締結式の様子(写真右=山野幹夫社長)

締結式の様子(写真右=山野幹夫社長)

 化粧品のサロン販売を展開するヤマノビューティメイトグループ(本社東京都、山野幹夫社長)は4月5日、女子栄養大学と、産学連携包括協力に関する協定を締結した。ヤマノビューティメイトグループは、同社の代理店やエステティシャンなどに対して、女子栄養大学と共同で開発する資格制度の資格を提供する予定だという。
 同日には、女子栄養大学駒込キャンパスで、ヤマノビューティメイトグループの山野幹夫社長と、学校法人香川栄養学園が経営する女子栄養大学の香川明夫学長が、協定締結の調印式を行った。女子栄養大学が、美容関連の企業と連携協定を結ぶのは初だという。
 女子栄養大学との包括連携協定に基づき、ヤマノビューティメイトグループは、独自の健康・美容に関する資格を開発する。独自資格としては、女子栄養大学が文部科学省に申請中である資格制度「食と健康」を活用する。
 独自資格制度は、22年末の開始を予定している。ヤマノビューティメイトグループの約2400カ所の代理店に対して、資格の取得を促すという。「健康美容コンシェルジュ」という名称の資格の認定を行う予定だとしている。
 ヤマノビューティメイトグループでは、代理店が、「健康美容コンシェルジュ」の資格を取得することにより、健康と美しさを顧客に提供することについて、知識と自信を持てるようになると期待しているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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