日本ファーマ/メンズ化粧品市場に参入/「マスク荒れ」需要見込む (2022年3月3日号)

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男性向け化粧品「MONONOFU」

男性向け化粧品「MONONOFU」

 サプリメントの販売・卸を手掛ける日本ファーマ(本社熊本県、下川泰社長)は2月21日、男性の肌の悩みにアプローチするスキンケアブランドを立ち上げ、シリーズ第1弾となる化粧水の先行販売をクラウドファンディングで開始した。初めて男性向けスキンケア市場に参入する。コロナ禍で増えているマスク荒れ対策の需要を見込む。今後の販路は通販と卸を予定している。
 男性向けスキンケアブランドの名称は「MONONOFU(モノノフ)」。化粧水はブランド名と同じ「MONONOFU」の商品名。内容量150ミリリットル、通常価格は税込3600円。マクアケが運営する応援購入サイト「Makuake(マクアケ)」で先行販売を開始した。目標金額は30万円。
 化粧水「MONONOFU」は、洗顔後に使う、「保湿」のためのブースター化粧水と位置付けている。植物由来の発酵乳酸を加工した成分「CPL」を配合。皮脂のバランスを整え、毛穴ケアが行き届いた肌に導くとしている。
 女性よりも男性の肌のほうが刺激に敏感な傾向があるとされることから、肌が弱い人も使いやすい低刺激の処方で仕上げた。今後も男性向けスキンケア商品のラインアップを増やす方針。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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