リアルネットワークス/顔認証をマーケに活用/通販・ECへの応用も (2022年2月24日号)

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 AI顔認証ソフトウェア「SAFR(セイファー)」を提供するリアルネットワークス(本社東京都、高村徳明副社長、(電)03―6871―9351)はこのほど、高い水準の顔認証技術を企業のマーケティング活動に活用する取り組みを開始した。通販やEC事業者にも応用できる可能性も示している。
 「セイファー」と呼ばれる技術で、顔の認証精度や速度が世界最高レベルになるという。マスク着用時でも顔の認証精度が約99.5%で判別できる。また、人種による肌色の違いや、写真や動画による「なりすまし」の防止機能も持つ。
 すでに、一部の百貨店で「セイファー」を活用した取り組みが行われている。導入店舗では、棚に陳列した商品をECサイトで購入する仕組みを提供。AI顔認証によって、来店客の性別や年齢、表情などの客層分析で、今後の商品開発などに生かしているという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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