富士計器/冷蔵庫内を除菌・消臭/低濃度オゾンで食品の鮮度を保持 (2022年2月17日号)

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「オゾンスクエア」

「オゾンスクエア」

 富士計器(本社北海道、伊藤正志社長、東京事務所(電)03―5751―1701)はこのほど、低濃度のオゾンで冷蔵庫などを除菌や消臭し、中の食品の鮮度を保持できる「オゾンスクエア」を発売した。
 「オゾンスクエア」のオゾン発生濃度は日本産業衛生学会で定められている「0・1ppm以下」に設定されている。付属フックを冷蔵庫内のドアポケットにかけ、冷蔵庫内全体にオゾンを放出させると効果を発揮する。フィルターなどの交換は不要で、環境に配慮したという。
 富士計器担当者の荒井氏は「食品を購入する際、多くの人が商品を手に取っている可能性があり、購入した商品をそのまま冷蔵庫に入れてしまいがちだ。冷蔵庫内にさまざまな菌を持ち込む可能性もあり、除菌プラス消臭作用は現代に求められている」と話す。
 冷蔵庫のほか、クローゼット内や下駄箱、トイレ、食器棚などでも使用できる。
 USB充電ができ、長時間の利用が可能。1200mAhのリチウムイオン電池を内蔵しており、約2時間でフル充電が可能だ。充電は付属のUSBを充電口に差し込んでできる。
 重量は約110グラム。ノーマルモードで約36日間、ハイパワーモードで約4日間使用できる。
 価格は税込7480円。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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