ニューエイジジャパン/新しいサービス、製品を発表/キックオフミーティングを開催 (2022年2月17日号)

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会社方針を説明する長濱創社長

会社方針を説明する長濱創社長

 2月1日にモリンダジャパンから社名変更したニューエイジジャパン(本社東京都、長濱創社長)は2月9日、初の会員向けイベント「ニューエイジジャパン キックオフ ミーティング」を都内で開催、ビジネスに活用できる新サービス導入や、製品の新ブランド発足などの施策を発表した。このイベントは、会場に足を運べなかった会員向けにオンライン配信もされた。
 イベントの進行をニューエイジインク日本統括ゼネラルマネージャーの狩野元滋氏が務めた。会の冒頭、米国の役員からの動画メッセージを放映。ニューエイジインク日本・アジア北地域担当エリアプレジデントのジョセフ・ワズワース氏は、「2月からニューエイジという新時代が始まる。ノニジュース、そして新製品のリニューをもっと知ってもらおう。22年の2月ということで”2”が多くついている。2は英語でダブル、2倍という意味もある。幸せも成功も文字通り2倍にしてほしい」と激励した。
 そしてニューエイジインクのグループプレジデントであるマーク・ウィルソン氏も同じく、動画で激励のメッセージ送った。ウィルソン氏は「世界中で行われている私たちの事業をより健全で強固にできる。私たちはこれ以上ないほどパワフルだ。これほどまでに成長する準備や体制が整っていることはない。新製品のリニューは魔法の一袋で特許も出願している。全グループ会社がニューエイジ製品を発売するのは初めてのこと。これからも新製品を投入し、進化し続ける」と自信を示した。
 イベントではニューエイジのマネージメントも発表した。ニューエイジジャパンは、ジョセフ・ワズワース氏の下に狩野元滋氏が、そのアシスタントとしてニューエイジワールドワイドインク日本支店代表に細谷哲也が就いている。ニューエイジジャパンの社長は長濱氏が務める。そして、セールス担当副社長に宮城邦夫氏が、マーケティング担当副社長に勇史行氏が就任したことを明らかにした。
 これからのニューエイジについて長濱社長が説明した。主力製品のタヒチアンノニジュースについて、オリジナルデザインを復活させると明言。現在貼付されているモリンダの品質保証マークは継続使用し、ニューエイジの品質保証マークを新たに採用することを明らかにした。そして、東京・西新宿に構える本社ビルの改装についても言及した。2階のショールームは、ニューエイジグループの会社が販売する製品を展示し、体験できるようにしたという。1階はレンタルスタジオで、「ここは皆さまのためのスペースで、3・4階と同様に、会員が自由に使えるように仕上げた」(長濱社長)と強調した。
 製品戦略も発表した。壇上には勇副社長が立ち、新製品「リニューHGH」について説明した。ヒト成長ホルモンに着目したもので、特許申請もしたという。さらに、新しいブランドとして「Plantana(プランタナ)」を立ち上げることを発表。新ブランドは「ノニ」と「CBD」が入っていることがコンセプトだという。現行の「CBDショット」もプランタナに変わっていくとした。
 新サービスの導入についても発表された。「Lifestyle Perks(ライフスタイル・パークス)」が名称。今年7月以降にプランを統合することが発表されており、新プランと同時に導入される。導入後は製品購入金額に応じてポイントが付与され、そのポイントを製品購入や航空券の購入などに充てることができるというもの。サービスは「ロイヤリティーショッピング」「ニューエイジダイヤモンド」「ニューエイジトラベル」で構成される。
 そして「ビジネスリワード」は、新規獲得やビジネスレベルの達成など、ビジネス活動にプラスアルファでクレジットが付与されるという仕組みで、現金と同じ扱いなのだという。ビジネス活動が、報酬プランに基づいた収入だけでなく、「クレジット」も付与されることになる。
 この「クレジット」は、自分に使うことができるのはもちろん、グループのメンバーにも使えるのが特徴だと説明した。この仕組みは統合が予定されているARIIX社で運用されている。イベントにARIIXのトップリーダーである高尤莉氏を招き、サービスを実際に利用した体験についての説明を受けた。
 イベントではこの他、ニューエイジのPCM代表によるスピーチも行われた。

進行を務めたニューエイジインク日本統括ゼネラルマネージャーの狩野元滋氏

進行を務めたニューエイジインク日本統括ゼネラルマネージャーの狩野元滋氏

「ニューエイジジャパン キックオフ ミーティング」会場の様子

「ニューエイジジャパン キックオフ ミーティング」会場の様子

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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