Zホールディングス 21年4―12月期/流通額13%増の1.2兆円/「ペイペイ祭」など販促好調 (2022年2月10日号)

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 ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)の21年4―12月期(第3四半期)におけるショッピング事業の取扱高(流通総額)は、前年同期比13.8%増の1兆2456億円だった。「超PayPay(ペイペイ)祭」など販促企画が好調で、2桁成長を継続した。
 ショッピング事業には、「ヤフーショッピング」「PayPayモール」など物販ECサービスが含まれる。足元では、即配サービス「ヤフーマート」や、ECストア作成サービス「MySmartStore(マイスマートストア)」といった新規事業も進めている。
 リユース事業の取扱高は同10.7%増の6897億円だった。「ヤフオク!」の客単価向上、「PayPayフリマ」の利用者拡大などが成長要因としている。
 「LINE」デジタルコンテンツなどを含むEC関連サービス全体の取扱高は、同9.5%増の2兆6389億円だった。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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