ユーザーライク/21億円の資金調達/サステナブルの仕組みに充当 (2022年2月3日号)

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 花のサブスクリプション(サブスク)サービスを運営するユーザーライク(本社東京都、武井亮太社長)は1月14日、ジャフコグループや農林中金キャピタルなど3社への第三者割当増資によって、総額21億円の資金を調達したことを明らかにした。調達資金は法人向けサービスの拡充、商品開発、サステナブルの仕組み構築の強化に充当する。
 調達資金はさまざまな分野で活用する予定。特にサステナブルの取り組みを強化していく方針だ。通常では廃棄される規格外品の花を、市場と連携して生産者から適正価格で買い取る。花業界に利益をもたらす企業として、認知度を高めていくとしている。
 ユーザーライクは16年、花のサブスクサービスの提供を開始した。毎週500円で季節の旬の花を配送する。ポスト投函にも対応している。
 手軽にサービスを利用できる点が人気を集め、会員数は22年1月時点で10万世帯を超えた。花の累計出荷本数も1200万本超になるなど、成長を続けている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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