クラス／手数料・利用期間撤廃／サービスサイトの刷新に合わせ （2022年1月20日号）

　家具・家電のサブスクリプションサービスを手掛けるクラス（本社東京都、久保裕丈社長）は２１年１２月２１日、提供するサービスにおいて返却手数料や最低利用期間を撤廃すると発表した。自社サイトの刷新に合わせて条件の緩和を行い、利便性の高い形でのサービス提供を図る。
　運営する「ＣＬＡＳ（クラス）」でサービス開始時から設けてきた３カ月間の最低利用期間と、利用後の返却時に発生する手数料をそれぞれ撤廃した。「当社の掲げるサービスビジョンは『”暮らす”を自由に、軽やかに』。その実現に向け、ユーザーがより気軽にサービスを利用できるような改善を行った」（ＥＣ運営チーム　ジェネラルマネージャー・早川泰氏）と言う。
　「ＣＬＡＳ」は１８年のサービス開始後、個人・法人向けの各サイトを通じて家具・家電をサブスクで提供している。現在の会員数は約１６万人。「コロナ禍によるの巣ごもり需要もあり、利用層は右肩上がりで拡大している」（同）と話す。