〈ハニーマスタード「インフォマーシャル大賞2021」〉 日本通販グループ「イチおし!プレミアム」が受賞 (2022年1月13日号)

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 インフォマーシャルの調査会社であるハニーマスタード(本社東京都、山條暁博社長)はこのほど、「Infomercial of the Year(インフォマーシャル大賞)2021」を、日本通販グループ(本社東京都、藤本弘志社長)のインフォマーシャル番組「イチおし!プレミアム」が受賞したと発表した。地上波、BSといった波種を問わず、テレビ通販業界最大級の出稿量を確保したことや、視聴者・通販事業者の双方から、高い評価を得ていることなどが評価された。
 「インフォマーシャル大賞」は、テレビ通販業界に大きく貢献した通販事業者・商品を選出し栄誉を称えるアワード。20年12月~21年11月に放映されたインフォマーシャル2918商品が審査対象となった。
 授賞理由についてハニーマスタードでは「波種を問わず、テレビ通販業界最大級の出稿量を確保」したことの他、「番組開始以来、約200社の協賛を受け、視聴者のみならず通販事業者からも高い評価を受けている」ことなどを挙げている。
 日本通販グループのインフォマーシャルは、いわゆる?キャラバンタイプ?。複数の協賛会社から商品提供を募り、番組を制作する。タレントがスタジオで専門家の話を聞き、視聴者目線で商品訴求を行うスタイルだ。
 「イチおし!プレミアム」については、「テレビが本来持っている『ライブ感』という力を存分に表現し、出演タレントの個性や、観覧者の生の感想を上手に引き出しながら、それぞれの商品の特性を分かりやすく視聴者に説明」している点も評価されたという。
 受賞した日本通販グループでは「番組では、『ライブ感』を大切にし、協賛社と納得いくまで話し合い、視聴者にメッセージをいかにシンプルに分かりやすくお伝えするかという思いで制作している。これからもお客さまに支持されるような番組作りをしていきたい」とコメントしている。
 なお、同賞の選考には、ハニーマスタードが運営するインフォマーシャル出稿統計データ「DRTV―INDEX(※参照)」を活用している。


 ※DRTV―INDEXとは…全国9地区+BSの合計54局のインフォマーシャル出稿量をデータ化している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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