ヤフー／新たな販促広告提供／ウェブの行動履歴で制作配信

　ヤフーは２月１４日、新たな販促広告の提供を始めたと発表した。ユーザーのウェブサイト上の行動履歴をもとに興味や関心を予測。広告内容を自動で制作して配信する。テスト運用の結果、通常のリターゲティング広告と比較して、クリック率（ＣＴＲ）やコンバージョン率（ＣＶＲ）が大幅に改善したとしている。
　新たな販促広告の名称は「動的ディスプレイ広告（Ｄｙｎａｍｉｃ　Ａｄｓ　ｆｏｒ　Ｄｉｓｐｌａｙ）」。プロモーション広告「ヤフーディスプレイアドネットワーク（ＹＤＮ）」の新メニューとして提供している。
　ユーザーがサイト上で閲覧した商品から、当該ユーザーの興味を予測。関連商品やレコメンド商品の広告を自動制作して配信する。広告はＰＣやスマホの掲載面に合わせた最適な形で表示する。複数の商品をスライドして表示することもできる。
　一部広告主を対象に試験提供を行った結果、ＹＤＮのリターゲティング広告と比較すると、ＣＴＲはＰＣで約５倍、スマホで約２倍改善。ＣＶＲはＰＣで約４倍、スマホで約２倍改善したという。