ニトリホールディングス 18年3—11月期/通販売上282億円/オムニ化進み28%増

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 ニトリホールディングス(HD)の18年3—11月期(第3四半期)における通販売上高は、前年同期比28.2%増の282億円だった。店頭でバーコードを読み取った商品を、ECで購入できる「手ぶらdeショッピング」や、店舗受け取りサービスでオムニチャネル化を進め、2桁増収となった。
 連結業績における売上高は、同6.1%増の4485億円。通販売上高の構成比率は同1.1ポイント増の6.3%だった。
 ECにおける店舗受け取りサービスの利用率は同65%増だった。「手ぶらdeショッピング」は、スマホアプリに実装した機能。利用率は高まってきているという。
 ニトリによると「吸湿発熱性のある『Nウォーム寝具』で展開した、EC限定の色やサイズの商品が売り上げをけん引した。SNSやECのログデータを一元管理し、各顧客に合った広告を配信するといったワン・トゥ・ワンのマーケティングも奏功した」(広報部)と増収要因を説明する。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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