Hamee 18年4月期/コマース売上81億円/PB好調、モール販売も順調

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成長性を説明する樋口敦士社長

 Hamee(ハミィ)の18年4月期におけるECを中心としたコマース事業の売上高は、前期比8.5%増の81億2000万円だった。プライベートブランド(PB=自主企画)商品の販売が好調を維持。ECモールでの販売施策も順調に推移し、増収に寄与した。
 全社売上高は同10.3%増の93億7600万円だった。コマース事業はスマホケースブランド「iFace(アイフェイス)」を核に成長を継続。楽天市場の「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を3年連続で受賞するなどモール店も好調だった。
 海外売上高も堅調だった。海外は中国、米国、韓国、台湾、インドで展開している。
 「中国の伸びが大きい。現地子会社が運営している『タオバオ』の店舗も伸びているが、越境ECの『天猫国際(Tモールグローバル)』の店舗が急成長している。米国ではキャラクターグッズを中心とした卸売りが伸びている」(樋口敦士社長)と話す。
 ネットショップの一元管理システム「ネクストエンジン」を提供しているプラットフォーム事業の売上高は、同21.6%増の12億3800万円となった。トップシェアを誇る「ネクストエンジン」の契約数が着実に増加している。
 プラットフォーム事業を強化するため、1月にECコンサルティングを行うJSコンサルティング(現Hameeコンサルティング)を買収した。
 「ネクストエンジンで収集したバックヤードのデータに、コンサルティング事業で得られるフロント側のデータを掛け合わせることができる。買収によるシナジー効果は大きい」(同)とみている。
 売上総利益率は同3.4ポイント増の50.4%となった。コマース事業は同5.0ポイント増の50.1%だった。卸売販売比率が低下し、PB商品の販売が伸びたことで増益となった。
 19年4月期における全社売上高は、同8.9%増の102億1400万円。今秋にiPhoneの新型が発売されれば大幅な増収が期待できるが、現状では堅実な業績を予想している。

中国と米国での売り上げが拡大

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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