酵素ドリンクをECで販売するエリカ健康道場(本社佐賀県、北島昭博社長)の18年3月期の売上高が、前期比31.8%増の12億円となった。「酵素」ではなく同社の商品名「優光泉」の検索での流入が、前期に比べ大幅に増加しているという。ブランド認知度の向上が増収の要因になった。
「優光泉」のブランド認知度が向上したことによって、定期顧客数も増加した。17年3月時点での、同社のアクティブな定期顧客数は約8500人だった。18年3月時点のアクティブな顧客数は、前期比で20%以上増加したという。
同社は17年4月に、Amazonでの販売を開始した。ただ、18年3月度のAmazonでの売上比率は約6%にとどまっていた。18年4月度には、9〜10%程度にまで増加したという。同社の北島社長は、「酵素ブームは去ったといわれているが、ブームに乗らないファンを獲得できたことが、増収につながった」と話している。
エリカ健康道場 18年3月期/売上高は32%増/商品名検索が増加
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