トライステージ/LTV向上まで支援/新中計策定、データを活用

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
決算説明会で中期経営計画について説明する妹尾勲取締役社長執行役員

決算説明会で中期経営計画について説明する妹尾勲取締役社長執行役員

 ダイレクトマーケティング支援事業を手掛けるトライステージは3月30日、19年3月からスタートした3カ年の中期経営計画(中計)を明らかにした。顧客データや広告情報データを分析して、さまざまなマーケティング施策に落とし込む「ダイレクトデータマーケティング(DDM)」を志向。通販事業者の新規顧客獲得だけでなく、顧客生涯価値(LTV)向上を含めた領域まで総合的にダイレクトマーケティングを支援する。中計最終年度となる連結売上高は600億円、営業利益率4.5%を目標とする。
 トライステージが持つ営業力、メディアの総量、コールセンターに、顧客の買い物情報であるカスタマーデータを加えて分析。マーケティングオートメーション(MA)ツールを使ってマーケティング施策に落とし、継続的にLTVを高める。
 「今までは新規のお客さまを獲得するのがトライステージといわれてきたが、そのお客さまのすべてにおいて関わっていこうというのが、これからのわれわれの生きる道だ」(妹尾勲取締役社長執行役員)と説明。
 複数のクライアントからスタートして成功事例を作り、すべてのクライアントに広げていく。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ