楽天とFCバルセロナのパートナーシップ/メッシらと記者会見/三木谷社長「楽天ブランドの意味変わる」

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(写真左から)三木谷社長、メッシ、ネイマール、ピケ、トゥラン

(写真左から)三木谷社長、メッシ、ネイマール、ピケ、トゥラン

 楽天は7月13日、スペインの名門サッカークラブ「FCバルセロナ」とのパートナーシップに関する記者会見を開催した。会見には三木谷浩史社長に加えて、同クラブの有力選手であるリオネル・メッシやネイマールなども参加。三木谷社長は「(今回のパートナーシップにより)楽天のブランド自体の意味が変わってくる」と話した。
 楽天の本社オフィス「楽天クリムゾンハウス」にFCバルセロナの有力選手4人が訪れた。メッシやネイマール、アルダ・トゥランは来期の抱負や日本への思いを述べた。
 三木谷社長と親交の深いジェラール・ピケは、「これはパートナーシップ以上のものだ。楽天は家族の一員。われわれと共通の価値観、哲学を持っていると思う」と話した。
 三木谷社長は今回のパートナーシップが単なるスポンサー以上の意味があることを説明した。
 「グローバルイノベーション&エンターテインメントパートナーとして、さまざまな技術を使ってFCバルセロナの活動を支援していく。楽天のネットショッピング事業だけでなく、メッセージアプリのバイパーやクレジットカードなどの活動も活発化させていきたい。経済的にも十分に投資回収できる」(三木谷社長)と意気込む。
 世界的にも有名なサッカークラブと提携することで、楽天ブランドの認知度向上が見込まれる。楽天グループで金融事業を展開する楽天カードは今秋、FCバルセロナ公式クレジットカードを発行する予定。今後、さまざまなサービスにおいて提携効果を発揮する計画だという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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