【パートナーコ・モリンダジャパン 日本地域統括ゼネラルマネージャー 勇史行氏】グループの一体感高め成長目指す(2024年2月8日号)

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 パートナーコ・モリンダジャパン(本社東京都、長濱創社長)は24年3月に、新体制発足から1周年を迎える。24年2月には、報酬プランの変更など、成長を加速させる取り組みを積極的に展開している。これらの取り組みを通じて、3ブランドのシナジーを発揮させれば「間違いなく成長できる」と意気込む。24年の日本市場でのビジネス展開について、日本地域のグループを統括する勇史行ゼネラルマネージャーに話を聞いた。

 ─24年の活動方針について。
 SNSを活用した小売りモデルの側面を前面に押し出し、「会員にソリューションを提供する企業」という性格で訴求していく予定だ。
 例えば、ダイエット向けの健康食品について、生活習慣を意識するような取り組みを提供する。ただ製品を流通させるだけでなく、生活習慣のマネジメントで伴走していくような形でプロモーションを実施していく。
 背景にあるのは、欧州市場が好調という点だ。米国でも同様に「ソリューション」を大切にしたチャネルを用意している。日本でも、それを活用していく。
 新しい取り組みを進めるだけでなく、モリンダ創業時からこだわっているタヒチのノニなど、守ってきた伝統も引き続き大切にしながら展開していく予定だ。
 ─新報酬プランの狙いは。
 新規登録したビジネス会員が活躍しやすくするのが狙いだ。これまで日本市場では、ウィークリーとマンスリーの2タイプが併存していた。「パートナーコ・プラン」はグローバルで導入している、ユニレベルとバイナリーのハイブリッドプラン。ビジネス会員の比率が高く、従来よりも収入が得やすくなるため、日本市場にも導入することになった。
 リーダーを中心に会員の理解も得られてきている。6月からの実施に向けてトレーニングを進め、目に見える形で着実に進んでいる。
 ─新体制になり1周年を迎える。
 三つの異なるルーツを持つグループ企業が、徐々に一枚岩になってきた。それぞれ違う価値観を持っていることを尊重しつつ、シナジーを発揮できるようになると思う。24年は、結束力を強めるための取り組みも企画しているところだ。
 現場レベルでは、異なる価値観のリーダー同士が、同じグループ企業として対話しながらビジネス展開ができており、良い傾向だと感じている。「ジャパンコネクト」などのイベントを生かし、グループ企業としての一体感を高めていく。
 ─製品や企画の展開について。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月8日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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