【LeoSizeDesign 松本守正代表取締役】 新戦略始動、目的は会員の幸せ (2022年2月3日号)

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 クラスター浸透水や美容液をネットワークビジネス(NB)で展開するLeoSizeDesign(レオサイズデザイン、本社東京都、松本守正社長)は22年2月1日、NBと通販サイトと連携した新戦略をスタートした。新戦略の根底には、全ての会員が収入を得て幸せになれるようにすることにあるという。開始して間もない新戦略だが、21年11月に行ったコンベンションで事前に発表したこともあり、出足は好調だという。松本社長に話を聞いた。

 ─新戦略の内容について改めて聞きたい。
 NBの展開と併行して、通販サイトと連携させる取り組みが柱だ。当社の主力製品であるクラスター浸透水の「SizeDown(サイズダウン)」を、当社の通販サイト「LEOショップ」で小売りする。通販サイトなので、会員以外の一般消費者も購入できるようになっている。ただ、購入の際に通販サイトを紹介者した会員には、ポイントが付与される仕組みを導入して、ECでの小売りとNBを連携させる。
 クラスター浸透水は、すでに大手商社を通じた販売網が整備されている。流通を拡大していける状況になったので、小売りとNBを組み合わせた販促には相乗効果が生まれるだろう。このビジネスモデルは、会員や非会員含めて、全員が幸せになれる仕組みだと自負している。
 ─新戦略を進める背景について。
 前述したとおりで、全会員を幸せにすることだ。幸せの定義は人それぞれ異なるが、生活していける一定程度の収入を会員が得られるようにすることだ。数千万円の収入を得てこそ幸せであり、目標であるという人も当然いるだろうが、私の場合は少し違う。私もNB経験者の一人だが、収入が取れる人は、どこへ行っても取れてしまうということだ。
 これはこれで良いことだが、弊害もある。会員がどんどん入れ替わり、辞めていってしまう現実があることだ。NBは、何らかのきっかけや理由があって始めた人が大半を占める。そうした人たちにこそ、収入を得られるようにしないと、本当の意味での幸せは得られないと思っている。リーダークラスにだけフォーカスを当てすぎると、結果的に業界全体のボトムアップにはつながらないとさえ思っている。

(続きは、「日本流通産業新聞」2月3日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ